健康について考えてみませんか?
- ご自分の健康や家族の健康について考えたことがありますか?
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病気になった時、改めて「健康」について考えることになりますが、病気にならなければ「健康」のありがたさが分からないというのも困りものです。病気でなくとも、自分の健康に不安を持っている人はけっこういらっしゃいます。体調が悪いとか、日々の生活で思うように体が働いてくれないことを、ご自分の歳のせいにしていませんか。20歳代の若者でも、それまでの10代の時に比べ自分の今の体の不調を歳のせいにしている声をよく聞きます。長年人間をやっている私からすると「えっ!!」と驚く言葉です。
- 人間は歳を取ります。それは当然なことです。だからといって先の若者の言うように自分の体調の悪さを歳のせいにして良いのでしょうか。最近では元気な年寄りと、気持ちの萎えた若者の対比をよく耳にします。先の若者の嘆きの声は、精神と体調を合わせた健康の状態を言っているように受け取られます。健康とは精神と体を合一されてあるものです。これは当然なことですが、勉強や仕事そして家事に臨むのにベストの体調ではじめることでよい結果が生まれます。
- 今回、日本でもオリンピックが開催されます。表彰台に立てるのは限られた人ですが、そんな彼らは突然才能を発揮して勝利するわけではありません。選手はみな目標に向け自分の健康と体調を管理し毎日練習に励んだ結果、自分のベストの結果を出そうとしています。毎日自分の記録を計り練習方法を考え次の作戦を立てています。一人ひとりの選手を支えるのは絶えずベストの体調を保つことと、ベストでいるための健康です。
- 私たちはオリンピックに向けた強化選手ではありませんが、ささやかではあれ課題と目標を持って生活しています。そして、どんなにささやかであれベストの状態で臨むことが求められています。
- それでは、そのために何が必要なのでしょうか。
- 現代は情報過多の時代です・新聞、雑誌、SNSどれを見ても健康に関する情報が飛び交っています。そのためのサプリメントは沢山あるのは皆さんもご存知だと思います。何を選べば健康によいのかと迷っているのではないでしょうか。美容や肌によいとか、髪によいとか、お通じによいとか色々ご自分の現状に合わせて求めることになります。
- ただ、勘違いしてほしくないのは、体の部分の補修で果たして本当の結果が出るのかということです。肥満の人が、腕の贅肉だけを取りたいと思ってもそれは無理なことは分かると思います。肥満それ自身を解決しなければ腕の贅肉も取れません。そのためには美容や髪も含めて、ご自分の気になるところと原因について考えることから始めることになります。
- 不健康な人が美容や肌を気にしていても不健康なままでは何も解決しません。健康でいることで初めて問題解決が図れます。つまり、部分の対処療法ではなく、健康の元にある自らのもつ生命力の強化・活性化こそ健康の基本なのです。
- 以前、お医者さんそして漢方医や鍼灸師の方と話す機会があり、そこで耳にしたのは次のようなことでした。そこで話し合われていたのは、医療、健康に関して東西の見解の違いです。西洋医学と東洋医学が根本的に違うのは、西洋医学では悪いところはすぐ切りたがる。その上、毒には毒とばかり薬を使いたがるということでした。
- もっとも現代医学は西洋一辺倒ではなく、漢方の利用を含めて患者に寄り添うようになっているようです。東洋医学は、もともと生物・人間には治癒力、自己回復力が備わっていると考えています。したがって針や指圧などの鍼灸治療はその人の体に刺激を与え自己治癒力を回復、活性化させることが目的となります。漢方も薬で治すというのではなく健康回復へのお手伝いをするという考え方です。
- それに似たようなことをギリシャの生んだ医学の父といわれるヒポクラテスも言っていました。医術とは人間に備わる自然治癒力を引き出すことだというのです。先の漢方医の言う東洋医学に近いものです。彼は有名な格言を残しています。
- 「歩くことは人間にとって最良のくすりである。」
- 「人間は自然から遠ざかるほど病気に近づく。」
- 「私たちの内にある自然治癒力こそ、真に病を治すものである。」
- 「人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている。」
- 「賢者は健康が人間の最大の喜びだと考える人だ。」
- 私どもは現代に飛び交う過剰な健康情報から一歩身を引いて、健康でいるために食事の取り方、体を動かすことから始めて、基礎免疫力を高める工夫をしなければならないと考えています。まず、自然に戻る。そして自然の恵みを通して先代から培った命を守ること、健康でいることの大事さを守り抜いていきたいのです。
- 命を守る。基本的な原点である健康維持、そのためにも私どもの持つ自然の食品である「あまま」・甘酒をお勧めするものです。これは体の一部の改良策や売らんがための言葉ではなく、その成分を知ってもらった上で健康について考えてもらいたいからです。健康でいるため、突き詰めていけば自分の命を守るため、またお子さんや家族の命を守るために私どもはお手伝いします。
- そして一度ご家族で健康について話し合ってもらいたいと願っています。