スポーツの栄養補給に甘酒がおすすめなワケ。
みなさんはスポーツをされていますか?
気分転換や健康のためにスポーツをしたり、ジムや体操などに通って体を動かしている方も多いのではないでしょうか。
スポーツでは水分補給や栄養補給が欠かせませんが、スポーツには甘酒が最適だというのをご存知ですか?
どうして甘酒!?と思う方が多いと思いますので、今回はなぜ甘酒が良いのかをご紹介します♪
<スポーツに欠かせないグリコーゲンとは?>
グリコーゲンは激しい運動をした際に使われるエネルギー源です。
そのため、運動量に合わせたエネルギー分を食事から確保する必要があります。
私たちが口にする三大栄養素である糖質・脂質・たんぱく質のうち、エネルギー源となるのは糖質と脂質です。運動では基本的に糖質であるグリコーゲン源が使われます。エネルギーに最も変換されやすいグリコーゲンはグルコースというブドウ糖(6千~6万)が連なった物質のことです。
グルコースは食事によって体内に摂取され、胃や腸で吸収されて血液中に入り、細胞のエネルギーになります。余ったグルコースは、グリコーゲンとなって肝臓や筋肉などに保存され、必要な時にブドウ糖に変換されます。
肝臓で貯蔵されたグリコーゲンは主に血糖値の調整で使用され、筋肉に貯蔵されたグリコーゲンはエネルギー源になります。ただし、保存できるグリコーゲンは筋肉で約1000kcal。肝臓で300~400kcalとされています。そのため、貯蔵容量を超えると、中性脂肪となってしまいます。
<グリコーゲンが不足するとどうなるの?>
疲れたりストレスを感じると甘い物が食べたくなりますが、これは脳のエネルギー源はグルコース(ブドウ糖)のみで血糖が低下すると、できるだけ血中に一定の濃度になるよう、肝臓などが調整することが関係しています。
グルコースが不足すると体が疲れ、集中力が低下するため、スポーツ中の判断や動きに影響が出てきます。エネルギーとして使えるグリコーゲンを溜めておくことが大切になります。
また、グリコーゲンの摂取が少ないにも関わらず激しい運動を行うと、肝臓や筋肉の中に蓄えられているグリコーゲンを分解して使いますが、貯蔵できるグリコーゲンには限りがあるので、グリコーゲンが尽きてしまうと疲れやすくなります。
<食事から上手に摂取しましょう>
運動をする3時間前に炭水化物(糖質)を含んだ食事を摂るのが望ましいとされています。スポーツで使うグリコーゲン量を高めておくことができるので、長時間の運動や激しい運動でも取り組みやすくなります。
また、スポーツ後は体に負荷がかかりエネルギーが不足し、筋肉の細胞が損傷した状態になります。栄養が十分でないと疲労が溜まり、ベストな運動パフォーマンスができなくなります。
運動後に適切な栄養補給を行うことで、疲労が回復し筋肉の損傷も再生されます。
<グルコースを含む食品>
・麺類
・米
・パン
・バナナ
・いちじく
・ごぼう
・いも
・ラムネ
<あままの甘酒は栄養補給が手軽にできます>
あままの甘酒にはブドウ糖が含まれて居るので、グルコースを上手に溜めておくことができます。
運動前には消化にエネルギーを必要とする固形物より、ゼリーやペースト状だと吸収・消化に優れているので、あままの甘酒がおススメです。
スポーツを楽しまれる方は、ぜひ一度あままの甘酒をお試しください♪
<参照・参考サイト>
炭水化物(糖質)が筋力トレーニング前後に必要な理由(グリコ)
運動・トレーニング後の食事で筋肉の疲労回復効果は3倍も変わる(アストリション)
ラムネのお菓子は、飲食後に最適?(埼玉医科大学総合医療センター)